元素周期表 使い方
He
LiBeNe
NaMgAlSiClAr
K CaScTiCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
RbSrZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeXe
CsBa* HfTaReOsIrPtAu HgTlPbBiPoAtRn
FrRa**RfDbSgBhHsMtDsRg 
 * Lanthanide
LaCePrNdPmSmEuGdTbDyHoErTmYbLu
 ** Actinide
AcThPa NpPuAmCmBkCfEsFmMdNoLr

2005年09月02日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[3−2]

以下の問1〜3に答えよ。

3−2.jpg
posted by Hosh!kawa at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答
2005年09月01日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[3−1]

解答の正しさに、あまり自信はありませんが……。
訂正があれば投稿お願いします。順次改変いたします。

以下の空欄に最も適当な化合物A〜Fの構造式を示せ。
BはFischer投影式で解答すること。
B以外は立体化学を示す必要は無い。

3−1.jpg


posted by Hosh!kawa at 08:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答
2005年08月31日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[2−2]

光子エネルギーhνの光による分子Mの光イオン化過程
 M + hν → M+ + e-
で放出される光電子の運動エネルギーEkを測定すると、
分子のイオン化エネルギーIEは次のように求められる。
IE = hν − Ek
光電子の量をIEに対してプロットしたのが、光電子スペクトルである。
分子軌道計算から得られる準位のエネルギーは、IEの符号を変えた値と、
近似的に等しいので光電子スペクトルには個々の準位に対応するバンドが
エネルギー順に現れる。一酸化炭素のCOの光電子スペクトル(図1)と、
エネルギー準位図(図2)について次の問に答えよ。
ただし、図1ではヘリウム放電管からの21.22eVの光を用いており、
IEの最も小さい領域を測定している。

COの光電子スペクトル.PNG
COのエネルギー準位.PNG

問1 COの電子配置を示せ。

 電子は下から順番にフント則を満たしながら入っていくので、
 6+8=14個の電子は図2右側のように入る。

問2 図1の光電子スペクトルは三つのバンドa、b、cからなる。
 各バンドがどのエネルギー準位からの光電子放出に対応するかを記せ。

 イオン化エネルギーは軌道の準位エネルギーの符号を変えたものであるから、
 電子の入った軌道の準位エネルギーは通常負である。
 よって、電子の入った最も高い準位からのイオン化が
 最も小さなエネルギーしか必要としないと考えられる。
 よって、a、b、cは上から順に、5σ、π、4σ、となる。

問3 各バンドに見られる鋭いピークは、CO+の振動を示し、
   各バンド毎にIEの大きい方に向かって振動量子数v=0、1、2、...
   の状態に対応する。バンドbでv>1が強く出る理由を、
   関与するエネルギー準位の結合性から説明せよ。
   ただし、イオンと中性分子とで平衡原子間距離が
   大きく異なっているとき、振動励起が起こることを考慮せよ。

 5σは図2右側を見ると分かるように、Oからの非共有電子対が入り、
 結合にほぼ関与していない。
 しかし、πの電子は結合に大きく関与している。
 結合に関与する電子が1個引き抜かれると、結合次数が減少し、
 結合力が弱まって、平衡原子間距離が長くなる。
 この図を見てほしい、

結合長とエネルギー準位.PNG

 左下の振動モードがCOのもので、真上と、右上がそれぞれ、
 5σ、πの電子が引き抜かれたときの振動である。
 もし、COの振動モードから5σに励起された場合、
 振動準位はv=0からv=0にしか励起されない。
 しかし、πに励起される場合、COの長さが違っており、
 v=0からv=0に励起されるには、結合長の変化が必要になる。
 だが、v=0からv=2、3への励起には結合長の変化が必要にならない。
 よって、v>1のピークが強く出ることになる。
  
posted by Hosh!kawa at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答
2005年08月30日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[2−1]

定圧熱容量(Cp)と定容熱容量(Cv)の間には、
一般に次の熱力学関係式が成り立つ。下の問に答えよ。

p−Cv=α2TV/κ

ここで、α=1/V×(∂V/∂T)p、κ=−1/V×(∂V/∂p)である。

問1 完全気体について、α、およびκをそれぞれ最も簡単な式で表せ。

 完全気体ではPV=nRTの状態方程式が成り立つから、
 α=1/V×(∂(nRT/p)/∂T)p=nR/pV=1/T
 κ=−1/V×(∂(nRT/p)/∂p)=nRT/p2V=1/p

問2 2原子分子の完全気体で、並進と回転の運動についてのみ
 エネルギー等分配則が適用できる場合、熱容量比γ(=Cp/Cv)はいくらか。

 問1の結果より、Cp−Cv=pTV/T2=pV/T=nR
 ここで、完全気体は内部振動をしないと考えられるので、
 3方向の並進と、2方向の回転の自由度があるため、
 エネルギー等分配則より、Cv=5nR/2 である。
 よって、Cp=5nR/2+nR=7nR/2。
 熱容量比は、Cp/Cv=7/5となる。

問3 直線形分子では、分子軸まわりの回転は考えたとしても
 熱容量には寄与しない。その理由を述べよ。ただし、慣性モーメント、
 回転定数、回転エネルギー準位のいずれについても、言及すること。

 回転の各準位のエネルギーは次のように表すことができる。
 EJ=J(J+1)h2/8π2
 Iは慣性モーメントであり、分子軸以外の方向では大きな値を与えるが、
 分子軸方向ではかなり小さな値を与えることになる。
 ここで、エネルギー準位を書き換える。
 EJ=J(J+1)B
 ここで、Bが回転定数であり、Iが小さいので、Bは大きな値を持つ。
 つまり、回転エネルギー準位の差が非常に大きくなる。
 これは、温度がかなり高くならないと、
 エネルギー準位が回転していない基底状態から励起状態に移れない。
 実質分子軸方向の回転は起こらないと考えられる。
 よって、これは熱容量には寄与しないであろう。
 
posted by Hosh!kawa at 01:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答
2005年08月29日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[1]

1−2 0.2MのHCN水溶液250mLと
 0.2MのNaCN水溶液750mLを混合した。この溶液のpHを求めよ。
 ただし、HCNの酸解離定数(Ka)は7.2×10-10Mであり、
 NaCNは水溶液中で完全解離するものとする。

 HCNの酸解離定数は非常に小さいため、[HCN]と[CN-]は、
 混合後ではほぼ変わらないと考えられる。
 よって、酸解離定数の定義式を[H+]についてとき、-logをとると、
 pH=pKa+log[CN-]/[HCN]
 となる。ここで、[CN-]=0.2×0.75/(0.25+0.75)=0.15M
 [HCN]=0.2×0.25/(0.25+0.75)=0.05Mであるから、pHを計算すると、
 pH=9.62
 
1−3
 問1 自由イオン状態におけるFe2+の3d軌道の電子配置を図示せよ

 図は面倒なので、自由イオン状態では、配位子場分裂は起きないため、
 5つの同じエネルギー準位のd軌道にFe2+の6つのd電子が、
 フント則に従って入る。つまり(3d)2(3d)1(3d)1(3d)1(3d)1
 
 問2 八面体型の[Fe(CN)6]4-は反磁性であり、
 四面体型の[FeCl4]2-は常磁性である。
 その理由を3d軌道の結晶場分裂に基づいて説明せよ。

 以前配位子場分裂について説明した通りなので、(説明はコチラ!)
 八面体型の場合、(eg)0(t2g)6であり、
 四面体型の場合、(t2g)3(eg)3となる。
 八面体型は低スピンであり、四面体型は高スピンである。
 これは四面体型のほうが配位子場分裂がちいさいため、
 高スピン状態になりやすい。この場合、八面体型は
 結合性の3つの軌道にd電子がすべて詰まっており不対電子が無い。
 しかし、四面体型は反結合性の2つの軌道にもd電子が入り、
 不対電子が4つあり、五重項状態になっている。
 常磁性、反磁性は簡単には不対電子のあるなしなので、
 八面体型は反磁性、四面体型は常磁性となる。
posted by Hosh!kawa at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答
2005年08月28日
2006年度大阪大学院試験
理学研究科化学専攻の基礎化学の問題[1]

1−1 NH3とNF3について、次の問に答えよ

問1 NF3のルイス塩基性はNH3よりも小さい。 その理由を述べよ。

 N、H、Fの電気陰性度はそれぞれ、2.5、2.1、4.1である。
 よって、NとHより、NとFのほうが電子がNからFのほうに引き寄せられる。
 つまり、非共有電子対もFのほうに引き寄せられている。
 ルイス塩基は非共有電子対の供与性の大きさに比例するため、
 より分子内に引き寄せられているNF3はルイス塩基性が小さくなる。

問2 NF3の結合角(102°)はNH3の結合角(107°)よりも小さい。
 その理由を述べよ。

 VSEPR則によれば、メタンなどの正四面体型の構造を持つ分子の場合
 非共有電子対同士の反発が最も大きく、
 その次に、非共有電子対と共有結合との反発が大きくなる。
 NH3とNF3では、HまたはFが3つと、非共有電子対が1つあり、
 非共有電子対とN−H結合またはN−F結合との反発が結合角を決める。
 Hは1s軌道に電子が入っているだけであるが、
 Fは2pまで電子が入っており、空間的に広がっている。
 よって、N−F結合との反発が大きくなる。
 つまり逆に、N−F結合同士が近づき、結合角がNH3より小さくなる。

問3 NF3の沸点(-129℃)はNH3の沸点(-33℃)よりも低い。
 その理由を述べよ。

 Hは電気陰性度の高い、NやOと水素結合を作ることができる。
 よって、NH3では水素結合により、気化させるためのエネルギーが
 より多く必要とされる。よって、NF3の方が沸点が低くなる。
posted by Hosh!kawa at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 院試問題解答

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